スターズ・オン・アイス観てきた。

スターズ・オン・アイス(SoI)、2010/4/10(土曜日)の夜公演(追加公演分)を観てきたので、簡易的なレポを。テレビ放映があったのは金曜日の録画放送らしいので、それとは違う部分があると思います。


3日間とも違う演目だったようで、閉会後のアナウンスでも「明日は、違う演目を滑る選手もいるので〜」ということを言っていました。こうやって3日間ともチケットを買わせる作戦なのですね…。大人って汚い!(笑)


日本の現役選手勢を中心にレポを書こうと思うのですが、今回凄いと思ったのは、結構な選手が試合構成の演技を披露してくれたことです。


普通エキシビションアイスショーでは、あまり転倒する姿を見せるわけには行きませんから、難易度構成を落として余裕を持った演技をする選手が多いと思いますが、現役の意地なのか、皆さん難しいジャンプをどんどんチャレンジしていました。


転倒やミスが出ると「あーっ…」となってしまうので、必ずしも果敢なチャレンジが全部良いことだとは思わないのですが、それでも皆さんの気迫には熱くなってしまいました。



さて、ちょっと記憶違いがあるかもしれませんが。演技内容メモを。
もちろん、カート・ブラウニング氏を始めここに上げていない選手もとっても素晴らしい演技で大満足でしたよ!


村上佳菜子さん:途中のジャンプで3Tを跳んだかと思ったら、サラッと+3Tを付けて来ました。恐るべし。


鈴木明子さん:ボーカル入りの『ウエストサイドストーリー』の音源で、エキシビ用に改造したナンバー。後半のステップ部分は元の曲でやってくれました。序盤に3Lzを跳ぶも残念ながら転倒。


安藤美姫さん:『クレオパトラ』を多分五輪のときの衣装で。流石に3+3は跳ばないものの、3Lzはしっかり跳んできました。終盤には2A+2Lo+2Loも披露。


浅田真央さん:今期エキシビ曲の『カプリース』ですが、最初すっぽ抜けたAは、多分3Aを跳びに行ったと思います(2Aだとあそこまで力まないと思うので)。 扇子片手に握ったままで3Aって、そこまで自信があったんでしょうね。


羽生結弦君:身体のキレが凄かった気がします。イナバウアービールマンに会場が沸いていました。柔軟性だけじゃなく表現力もあるので今後がますます楽しみに。


小塚崇彦君:エキシビ曲。途中リバーシブルシャツを脱いで裏返しに着る演出だったと思うのですが、表裏の色が似ていて分からなかったw


織田信成君:フリーの『チャップリン』をフルで! 世界選手権で見れなかったから嬉しかったです。最初は4Tを跳ぼうとして(?)回転不足、途中の3Aは2回ともステップアウトしちゃいましたが、回転はしているので、この分ならすぐに調子を戻してくれるのではと思います。


高橋大輔君:今期フリーの『道』をフル! 冒頭のジャンプはなんと予想外の4回転フリップ!! 一瞬目を疑いました。だって、これショーですよ?w 両足着氷で回転も足りてなかったと思うのですが転倒はせず。会場がどよめいていました。その後の演技も伸び伸びしていて完璧に会場全体を彼の作り出した「世界」に引きずり込んでいました。


荒川静香さん:かなり細かいところなのですが、左足フォアアウトのスパイラルから、ストローク無しでターン(ロッカーかカウンター?)を挟み、そのままバックのスパイラルに繋いでいた気がします(違ったかもしれませんが)。細かいところで魅せてくれるなぁー、と…。


どの選手も、また来期の活躍が楽しみですね。