IDC3〜アイマスダンスフェスティバル〜観てきた。

 知人が何人か参加するということで、第3回のアイマスダンスコンテストを観てきました。
 予選課題曲と自由曲を採点審査するガチ部門と、審査無しのフリー部門(ネタ部門?)、そして特別ステージの3部構成。
 正直この界隈をあまり知らなかったのですが、皆さんレベル高かったです。予選で4人とかで踊ったときは、皆さん甲乙付けがたいくらい上手くて、違いが分からねぇとなるくらいに。


 その中でも上手い人は、振りのコピだけでなく手先や足先のまでしっかりと気が配られていて、身体のラインというかポーズのシルエットというか、そういうものがしっかりしているなーと。
 会場審査があったので、私も審査する視点で見ていたのですが、
1)振りがきっちりコピれているか。
2)手や足の運びがアバウトになっていないか。
3)手先や足先まで気を配れているか。
4)表情はしっかり出せているか。
5)正確にダンスを実施するだけでなく、全身で曲を表現しているか。
みたいなところを気にして評価していました。


 私個人の採点としては、IU部門の1〜3位には入らなかったのですが、ひょっと子さんの「フタリの記憶」が一番良かったなー感じました。
 スローバラードの振り付けの中で、指先まで気が配られていて、かつ、振りを正確に実施するだけではなく、曲のテーマをエモーショナルに表現するところまでが出来ていたなーと。


 今回は、フタリの記憶が3人、隣に…が2人、まっすぐが1、Aliveが1と、意外とスローバラードが多かったのが意外でしたね。
 アップテンポの曲は、振りを追いかけるだけで大変なのに対して、スロー曲は踊りの細かい部分まで気を配れるからでしょうか?(あとはこの辺りの人は旧曲は踊り飽きていたりもするのかな?)


 優勝したつぶつぶ★DOLLさんのデュオは、足捌きが難しいと思われる「My Best Friend」を見事に踊りこなしていました。お姉さんの方の動きのキレがハンパなかったですw あれは何かやっていた人の動きのキレだと思う。


 第2部のフリー部門は、ネタのオンパレードw やりすぎですw メカ千早Do-Dai Remix-R、ポジション確認、ホメ春香さん、リッチャン二丁拳銃、などなど。
 その中で、男子禁制☆乙女会のトリオの皆さんは心の清涼剤でした(笑) 衣装も可愛かったです。特にやよいかわいいよやよい。


 第3部は、関西チームの「It's Show」のストリートダンス風振り付けが、今までのアイマスに無い振り付けで最高にカッコよかったです。鳥肌ものでした。あと、ダンボーインベルは吹いたw


 さて、以下はちょっと苦言。自分が関わっていないのにアレですが、運営の方にはちょっと申し上げたいことが。


 まず、音響はハッキリとNGでした。BGM音量がコントロールされておらず、明らかにBGM音量が全然小さいまま演技していた人もいてあれは可哀想でした。
 またPC側の処理落ちか、機器側のクロックとかなのか分かりませんが、曲が途中でブツブツと一瞬途切れるのも凄く集中が削がれて凄く気になりました。演技していた人も気を取られたんじゃないでしょうか。
 また、司会のときのマイクとBGMボリュームもアンバランスで聞き取れない場所が多かったです。
 準備が大変な事情は色々あったのだろうと思いますが、もうちょっとしっかり準備をしていれば、よいイベントになっただろうにと思うと残念に思いました。


 あと、仮にも採点をする大会なら、司会の方が演技前に「誰々さんは前回大会は○位で上手くてオススメです」みたいなことを言うのは戴けない気がします。皆さん内輪のノリなのかもしれませんが。


 結果発表を3位からではなく、1位をいきなり言って2位3位をついでのように発表するのも盛り上がりがなくて微妙。
 出来れば、上位の5位くらいまでの人たちの得点とかは発表して欲しかった気がします。自分の採点と会場の採点がどのくらい違ったのかも楽しみたいと思いますし。


 と観戦しているだけの人間があんまり言うのもなんですが、もっと準備をしっかりすれば、もっと楽しいイベントになっただろうに…と思えてしまうところが多かったです。


 色々と言ってしまいましたが、ともあれ、アイマスの楽しみ方って幅広いなーと思わせてくれる楽しく、かつユニークなイベントであったことには変わりありません。
 参加された皆さん、運営の皆さん、お疲れ様でした。