楽団ロケッツ アーリーサマーコンサート2015 演奏してきた

1ヶ月以上経ってしまいましたが、これはきちんと書き残しておきたいので。私が所属するリコーダーアンサンブルサークル「楽団ロケッツ」の2回目の単独コンサートが先日、無事に終了しました。

楽団ロケッツ アーリーサマーコンサート2015
2015年7月12日(日)
13:30開場 14:00開演
浦和 ギャラリーTaiki


7月に入り、関東地方は約2週間連続の雨日だったのが、急激に最高気温30度超えの猛暑。会場の浦和は、33度くらいまで上がったようです。本番中のMCでも話しましたが、「アーリー」を通り越して完全に「サマーコンサート」でした。ホントに暑い中のご来場ありがとうございました。


今回の会場は、建築会社(?)のショールームと事務所を兼ねたような建物のギャラリースペースを借りての開催。当初は、小ホール的な音楽ホールが取れたら良いねと話していたのですが、適切な座席数の空き会場が見当たらず。結果的に、他のリコーダーの発表会で利用実績があるとのことで、この会場をお借りました。


あまり音響は期待していなかったのですが、当日音出しをしてみたら素晴らしい感じにリバーブが掛かって凄く吹きやすい会場でしたね! 当日、音出しをしてみたときのメンバーのテンションの上がり方は凄かったです。「やべぇ、俺達上手くなったように感じる!w」とか。


前回2011年のレイニーコンサートでは、座席が隣の肩と触れるくらいにギュウギュウでお客さんに申し訳なかったのですが、今回は客席にも余裕があり、かつアットホームな距離感でできたので、会場としてはベストに近かったです。


会場の設営を段取りどおりに進めて、当日リハーサル。音の響きが良すぎて自分で聴き惚れたり、楽しく吹こうとするあまり、今までの練習ではしたことのないミスがポロポロと出てしまったので、気を引き締めるように。


今回の演奏会は、前回と全体の尺や曲数はあまり変わらなかったのですが……、と思って確認してみたらそんなことありませんでしたw 前回の曲数は11曲+αだったのが、今回は16曲。「難曲」といえる曲数も前回は2〜3曲に対して今回は7曲くらい? ……そりゃあらためて考えれば練習が大変だったわけだ。


楽団ロケッツはもともと技術志向の楽団ではありませんが(とはいえ演奏会をする以上、手抜きはしないというスタンス)、それでも前回の演奏会から4年間。毎月一回の練習をコツコツと積み重ねた結果、リコーダーアンサンブルサークルとして胸を張れるレベルにはなったんじゃないかなと思います。



今回、自分の中で一番気合が入っていたのは、アニメ「英國戀物語エマ」からの2曲、『Silhouette of a Breeze』と『Menuet for EMMA』でした。
当初、楽団ロケッツで演奏するにはやや難易度が高過ぎるかと思ったのですが、曲自体のエレガントな美しさももちろん、プロリコーダー奏者の金子健治氏による巧みな編曲も素晴らしくて、挑んでみたかったんですよね。練習はやっぱり大変でしたが、本番ではかなりの完成度まで持っていけたのではと思います。楽団ロケッツの技術面で、また一つ大きな壁を超えた実感がある2曲でした。


そうそう、「T-SQUARE」の2曲ではシェイカーデビューもしました。リコーダーだけの演奏ではポップス曲のリズム感が出しにくいので、それを補うためですね。8ビートを刻むだけではなくて、決めとなるリズムのところをどう鳴らすかなど結構練習しました。パーカッション経験が特に無かったのでテンポキープするだけでもなかなか大変でしたね。本職のパーカッショニストさん達は凄いと改めて実感。


多くの知り合いにも聴きに来て頂けましたし、本当に楽しくて充実の演奏会でした。多少は緊張もしましたが、アットホームな感じの空気で司会も楽しくできました。


次回は楽団ロケッツ10周年を記念して何かやりたいねという話も出ていますが、さてさてどうなることやら。また何か演奏会をやることになったら告知しますので、ぜひまたリコーダーの響きを聴きに来て頂ければと思います。