収納理論(概論)

収納における4要素。すなわち「検索効率」「アクセス効率」「収納効率」「維持コスト」。
1.検索効率
 「モノがどこにしまってあるのか」を見つけ出す効率。
2.アクセス効率
 実際にそのモノを引っ張り出してきて手元に置くまでの効率。
3.収納効率
 空間をどれだけ利用できるか。
4.維持コスト
 その収納システムを運用するための労力。

Sinonは、収納システムはこの4つの観点から語られるべきと提唱する。
これらの4要素が全て良ければそれは最高の収納システムだが、これらは互いにトレードオフの関係になる。そして、どのくらいのバランスが最適かは時と場合と目的とによる。つまり、最高の収納システムなど存在しない。ケースバイケースである。
ケースバイケースであるからこそ、概念を習得し、どんな状況でもそこそこの回答を出せるようになることが重要だ。