収納理論

平積み収納の強力さ

最近、CDや本の収納方法で最強のものは、やはり平積みではないかという気がしてきた。ちょっと理論的にまとめてみる。 利点 ・集積度が高いこと。(高さ方向を利用できる) ・収納用具を必要としないこと。 ・(平らであれば)場所を選ばないこと。 ・積める…

本の平積みに関する考察(その1)

あなたは本をすぐ平積みに置いてはいないだろうか? 平積みは部屋が散らかる原因と思われているが、分かっていても何故かやってしまうのだ。・何故、平積みに置いてしまうのか。 単純なことだが、本は1冊では縦に置けないのである。ハードカバーならともか…

アクセス効率についての余談。

私が高校のときに英語の教師に教わったことがあります。 「英和辞典を買ってきたら、まずケースを捨てろ」 この教えは私の中で革命的でした。辞典は頻繁に使うものですから、ケースから本を抜き取るその動作でさえ、アクセス効率を落とす原因になります。確…

収納理論(概論3)

今日は「2.アクセス効率」について。前回の「1.検索効率」と重なるところもあるが、置いてある場所を発見してから実際にそれを引っ張りだしてくるまでの効率。 例えば、図書館ではインデックスから場所を特定出来ても、置いてある場所まで行くのに時間が…

収納理論(概論2)

それぞれの要素の考察。今日は「1.検索効率」について。 検索効率の良い順 1.見ないでも手に取れる。 2.見るだけ、眺めるだけで探せる。 3.片手で探ったりめくったりすれば探せる。 4.両手で探ったり動かしたりすれば探せる。 1は、作業机の上の…

おすすめの本

野口 悠紀雄 著 『「超」整理法』 (Amazonのページ) 10年くらい前にベストセラーになったので、タイトルを聞いた事がある人もいるのでは。読んでいて「なるほど確かに!」と納得することが多かったです。「情報」の扱いに関する新しい概念を教えてくれる名…

収納理論(概論)

収納における4要素。すなわち「検索効率」「アクセス効率」「収納効率」「維持コスト」。 1.検索効率 「モノがどこにしまってあるのか」を見つけ出す効率。 2.アクセス効率 実際にそのモノを引っ張り出してきて手元に置くまでの効率。 3.収納効率 空…

収納理論

かねてより私が世の中に発信したかったことの一つ。整理整頓・収納に関する本や記事は世の中に多いのですが、いずれも精神論に偏っているものが多いような気がします。(例えば「思い切って捨てることが肝心です」のような)整理整頓・収納に関しては、もっ…