収納理論(概論3)

今日は「2.アクセス効率」について。

前回の「1.検索効率」と重なるところもあるが、置いてある場所を発見してから実際にそれを引っ張りだしてくるまでの効率。
例えば、図書館ではインデックスから場所を特定出来ても、置いてある場所まで行くのに時間がかかる。そもそも図書館まで行くのに時間と労力がかかるし、取り寄せ文献だったら更に掛かる。
ダンボールに詰めた本やCDは、ダンボールを開ける手間が掛かる分アクセス効率が悪くなる。ガムテープで封をしてあったら尚更だし、積み上げられている内の一番下にあったら最悪だ。
人間は面倒臭がりなもので、ちょっとのアクセス効率の差で、「取り出すのが面倒だから後でいいや」になってしまうことがある。良く使うモノは、サッと取ってこれる状態で置いておく必要がある。