続・宅配便覚え書き
今回はペリカン便の「e-発行Personal」を使ってみた。
利点その1「手書きを行なわなくて済む」
これは圧倒的に便利。特に住所や氏名の画数が多い人は、手書きからの解放というのは大きな利点だろう。
欠点その1「宛先に企業名を書くときに困る」
宛先欄が「氏」「名」に分かれているので、企業宛に送付する際に記述方法が困る。企業名は住所の最後に記述して、「氏」「名」欄には担当者を書くとか、「氏」「名」欄に適当に企業名を分割させて記述するとかすれば回避できるのかもしれない。(それで正しく受理されるかは分からないが、そもそも印字するだけなので大丈夫かもしれない)
欠点その2「複数個口を同じ宛先に発送したいときに一括印刷が出来ない」
前の入力情報を残したまま「続けて同じ宛先に発送する」という処理は出来るのだが、例えば5個口で送るときには5回分、入力確定>印刷の作業が必要になるので少々面倒くさい。
欠点その3「プリンタが必要」
これはプリンタがある人なら問題なし。
欠点その4「配達の人が慣れていない可能性あり」
これは暖かく見守るべし。
欠点の1、2については、法人向けの「e-発行Business」というのを使えば解決出来るらしいが、取引のある法人しか登録できない。ケチケチしないで個人向けにも解放して欲しい機能だが。
ともあれ、注意点は色々とあるが「手書き作業からの解放」という一点だけで充分利用する価値のあるサービスであると言える。機会があれば、ヤマトや佐川の同様のシステムについても調べてみたい。