「ブラジルで世紀の大誤審 ボールボーイの得点認められる」(Yahoo!ニュース)
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060913&a=20060913-00000044-ism-spo

私はかねてから、サッカーには「ビデオ審議制を導入すればいいのに派」なのですが、こういう事件を見かける度に、「審判の判定は絶対のものである」という理屈がさっぱり理解できないと思うのです。
サッカーにはゲームの流れとか、審判の権威など、色々あって確かにそれらも重要な要素です。ですが、試合結果がひっくり返るような誤審を減らすことがスポーツにとっては最優先でしょう。
今回の件で、審判には確かに処分が下されるでしょう。しかし、犯罪者が裁かれても犯罪被害者が報われないのと同じように、審判が裁かれても選手たちは報われないのですよ。
現代のサッカーはそろそろ審判神話の限界を理解し、文明の利器をどう使うかというステージに移行するべきだと私は考えています。