炎の16連射

先日、ふと思い立ってファミコンミニの「スターソルジャー」を買って来ました。にわかシューター魂がくすぐられるぜ!
さっそくやってみましたが、これは当時らしい理不尽なシステムですな……。勝手に地形の下に潜ってしまう自機、容赦なく高速体当たりで殺しにくる敵、地上敵に遮られて届かない弾。今の時代のゲームによくある「プレイヤー様を気持ちよく遊ばせてあげるバランスデザイン」とはかけ離れた設計です。私も一瞬挫けそうになりました。
しかし、ラザロボーナス、ゼグボーナス、デライラボーナス、etc...、ボーナス要素を思い出すにつれ俄然やりこみ意欲が湧いてきます。これらのボーナスを取っても、特にメリットがあるわけではありません。ただ単に80000点を得ることが出来るだけです。しかし、この80000点のなんと満足感にあふれることか。
娯楽にすら「癒し効果」「ストレス解消」などという損得計算をしてしまうこの現代において、この無意味極まりない80000点は、漢のロマンを思い出させてくれました。
ちなみに、連射のしすぎで筋肉痛になってしまったのは内緒。