ショートトラック

前回の冬季五輪のときも同じ事を思ったのですが、ショートトラックってオリンピック競技としてはイマイチな気がします。競技として未完成といいますか、他の競技者の無謀なチャレンジで巻き添えを食って終了、というのが非常に興ざめです。巻き添えを食わないようなポジション取りをする事もスキルの内という意見もあるかもしれませんが、正確なポジション取りをしていても、仕掛けて来る側が無茶をすればやはり問答無用で巻き添えを食ってしまいます。
リスク&リターンの要素はスポーツには付き物ですが、それはリスクとリターンを負う者が同一だから良いのです。リターンを求めた結果が他の競技者へのリスクとなるというのが、この競技が面白くない原因なのかな、と。
アドバンスという救済システムの存在が、この競技の不完全性を証明しているように思えます。