ルピシアダージリン・フェスティバル2007に行って来ました。

 お茶の専門店「ルピシア」(http://www.lupicia.com/)が主催の「ダージリン・フェスティバル2007」(http://www.lupicia.com/darjeeling/index.shtml)という紅茶の試飲会に行って来ました。


 ダージリンという紅茶の種類をご存知でしょうか。ちょうど今の時期は、春摘みのダージリン(ファーストフラッシュと呼ばれます)の旬の時期なのですが、なんとそのダージリンを、栽培している農園別(!)に飲み比べることが出来るという試飲会なのです。(まるでワインのような世界ですね)
 しかもその種類、なんと50農園。私は紅茶の中でもダージリンが大好きなので(去年ハマった)、このイベントはかなり楽しみでした。


 この試飲会は今年が2回目の開催だそうで、昨年は時間帯によっては入場制限で結構並んだらしいのですが、今年は事前申し込みの時間を分散させたせいで、一番混んでいる時間帯でも10分待ち程度だったとのことです。(ちなみにイベント自体は事前申し込みしなくてもそのまま会場に行けば参加できるのですが)


 会場内では、農園別にひとくち分くらい注がれた紙コップが出されているので、自分の気になった農園のものを手にとってテイスティングして行きます。テイスティング用のメモ用紙みたいなものがあるので、解説を参考にしながらそれにメモをしていきます。
 私は気合を入れて50農園全てを試飲してみましたが、ひとくち分と言っても合計でかなりの量になるのでお腹がタプタプに…。ちなみに、会場内には口直し用にクッキーが用意されています。


 同じ種類の紅茶なのに、農園ごとの味の違いなんて分かるの?と疑問に思われるかもしれませんが、さすがにワインとかで漫画にあるような「飲んだだけで農園が分かる」みたいなことは全く無いです。(凄い人になれば別なのかも…?)
 ですが、飲み比べてみると確かに「渋みの強い/弱い」「香りの強い/弱い」などの特徴があるのが分かります。「甘い香りがするもの」と「草っぽい青い匂いのするもの」、「軽い口当たりのもの」と「程よい渋みがあるもの」くらいの違いは分かりました。
 #解説には「草原のような香りの〜」とか抽象的なことが書かれていたりするのですが、正直それは分かりません…。


 色々と飲み比べてみて、私は「甘い香りが強くて、渋みがあまり無いもの」が好きだということが判明。
 私が美味しいと感じたのは、ピュッタボン、ラングムック、グレンバーン、シンブーリ、ピュグリ、サングマ、セリンボン、マーガレッツホープ、シンジェル、オークス、キャッスルトン、ティンダーリア辺りでした。


 高いお値段がついているものは美味しいと感じるものが多かったですが、コストパフォーマンスが悪いので購入は見送り。
 あまり沢山買っても飲みきれないので、ラングムックとティンダーリアの2品だけ購入してきました。(ティンダーリアは某CD関連で名前買いしたのは内緒w でも味は気に入りました)
 他に安くて飲みやすくて味が良かったオークスも迷ったのですが…、買えば良かったかなぁ…。


 それにしても、ここまで真剣に紅茶の味と向き合ったのは初めてだったので、とても新鮮な体験でした。非常に有意義な時間を過ごせました。


#追記
 Blog検索で記事を回っていたら、「利き紅茶」に挑戦している方が。(http://blogs.yahoo.co.jp/na68000/48584320.html)
 これは面白そうですね。来年機会があったらやってみよう。