ルピシア「ダージリン・フェスティバル2008」に行って来ました。

 昨年に引き続き、今年もお茶の専門店「ルピシア」主催の、春摘みダージリンの試飲会「ダージリン・フェスティバル」に行ってきました。
 #昨年の日記はこちら(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=423871650&owner_id=514151


 旬のダージリン紅茶が農園別に飲み比べられるイベントなんて他には無いのではないでしょうか。飲み比べてみると同じダージリンでも味も香りも結構違いがあるので面白いです。


 今年の東京会場は、昨年の3日間開催から2日間開催に日にちが減ってしまったこともあり、事前の招待券は割と早くに無くなってしまったようです。(今年はギリギリに入手したので、来年は早めに申し込もうっと)


 会場が混むことを警戒して、2日目の会場直後(10時過ぎくらい)を狙って行ってみましたが正解でした。
 朝一番は割と空いていたのですが、そこから時間の経過に従って混んできます。12時くらいになるとだいぶ混んできて、人に当たらないように気をつけながら歩く感じです。


 会場の様子ですが、昨年よりも男性の姿が目立ったような気がしたのと、子供連れが多かったような気がします。
 会場ではお茶の試飲の他に、ルピシアのクッキーも提供されるのですが、出てくる度にわーっと人が群がります。美味しい上に、紅茶ばかり飲んでいるとお茶菓子が欲しくなるのは分かるのですが…。
 子供がわしづかみにして持って行こうとしてたりして、「おいおい、親はちゃんと躾しろよ…」とか思っていたら、その親が手持ちの空きカップに4つ積め込んで、更にもう1枚手で持っていく始末…。もうね…('A`) 皆に行き渡らないんだから1枚にしておきましょうよ…。私は紅茶ファンとして紳士でありたいと思います…。


 さて、今年も40農園+2種類を全て試飲してみましたが、会場で人気が高かったものはやはりどれも美味しいですね。お値段も高いものが殆どなのですが、嗅いだ瞬間に甘い香りが強くフワーッと来て、甘みと旨みがあって、どれも納得という感じ。


 私が美味しいと感じた農園は以下の通り。
(カッコ内は50g袋入りの価格。会場では約10%OFFでした)
・ピュッタボン・クイーン(3800)
・スタインタール(3000)
・リシーハット・フラワリー(3000)
・カレジバレー(1300)
・ナムリン(1200)
・グレンバーン(2000)
・シンブーリ(3800)
・オカイティ(2000)
・ピュグリ(2500)
・ゴパルダラ(1800)
・マーガレッツホープ(2500)
・シンジェル(2200)
・ジュンパナアッパー(2800)
ダージリン・ファーストフラッシュ2008プレミアム(2000) (※ルピシアブレンド品)


 この中からコストパフォーマンスが良いものということで、カレジバレーを購入しました。(他に会場で売っていたダージリンベースのフレーバードティーの「ライムダージリン」も購入)
 3000円台のものは流石に美味しいのですが、ちょっと手が出ないです。


 ピュッタボン・クイーンとシンブーリは、確か人気投票の1位2位だった気がしますが、もの凄く甘い香りとしっかりした味わいがありました。これは文句なく旨かったです。
 ゴパルダラはかなり焙煎香が強く味も強めで、渋みが強めなのが好きな人には良いかも。
 有名茶園のキャッスルトンは、今年は昨年ほどには美味しくなかったような気がします。
 私が購入したカレジバレーは味の深みはそこまででもない気がしたのですが、甘い香りが強かったのが印象的でした。


 他にも今年は友人に手伝って貰ってブラインドテイスティングに挑戦してみました。テイスティングチャートの四隅の方にある特徴的なお茶を4品持ってきて貰って当てるという遊びです。
 結果、4種類中2種類は正解。残りの2種類は香りの判定は間違ってたものの、味の判定は合っていました。しかし香りの違いは良く分からんなぁ…。


 最後に、帰宅後に昨年の2007年のものと値段を見比べてみました。
 ほとんどの農園は昨年と同じか200〜300円程度の上下だったのですが、物によっては半額くらいに落ちているものもありました。大幅に値段が下がっていたものはやはり味も香りもイマイチだったので、その年ごとの出来というのがあるんですねー。


 それにしても今年も非常に楽しいイベントでした。回数を重ねることで味や香りの特徴が分かってくるところもあるので、来年も是非開催して欲しいですねー。