アイドルマスター7周年ライブを振り返る。

アイマス7thライブを個人的に振り返るレポートです。
レポートじゃなくて感想か。

THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!
2012/6/23 - 6/24
横浜アリーナ


セットリストは電撃オンラインさんのレポートをリンクしておきます。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/500/500219/


Twitterに感想をまとめて大量投下したので、それをまとめておこうと思います。一部加筆修正。(文体がぶつ切りなのはそういう理由)



 今回、横浜アリーナという広い会場にも関わらず、T字の花道や外周を使ったことで、間近に感じられるステージ構成で良かった。幕張とかよりも距離感近く楽しめた人の総数は凄く多かったんじゃないかな、と思った!


 今回は「真・竜宮小町」が観れたのが本当に嬉しくて、アイマス2のときは、きっと予算や大人の事情で泣く泣く切らざるを得なかったんだと私は思っているので、開発陣の人も竜宮小町をちゃんと舞台に立たせることが出来て、きっとホッとしたんじゃないかな…、と思った。


 ペンライトの規制、個人的にはシナモンブレードが使えなくて、ペンライトもサイリウムもかさばって持ち替えが大変だったのが苦労したけど(ゴミも増えるしね…)、それでも奇抜な光りモノを振ってる人があまりいなかった(気がする)のは良かったと思う。


 『Brand new day!』のコール、タイミングが難しいから必死に予習してたのに、全員で一緒に歌う展開になって、「ちょw」ってなったw


 今井麻美さんの『眠り姫』。以前の初披露のときは緊張した面持ちで歌いきって最後にホッとした表情を見せたミンゴスが印象的だったけど、今回は歌後半の振り付けの表現力が素晴らしかった…! 演劇を見ているかのよう。

 『約束』で、ステージバックに満天の星空がパアッと広がったときには神々しくて、アニメのシーンを回想して…思わず感涙してしまった。2日目、曲のアウトロでミンゴスが何かを呟いてたね。何て言ったか分からないけど、「ありがとう」かな?って思った。


 『おはよう!!朝ご飯』、アニメとか2あたりから興味を持った人は曲を知らないのかも? この振付けの可愛さは本当にニヤニヤしてしまう。仁後ちゃんとアッキーでこの足踏みしてるのは本当に可愛い。ダンサーさんもウェイトレス風衣装でしたね。


 仁後真耶子さん、休憩後の緩んだ空気からでも、『キラメキラリ』を歌えば一気に会場のテンションがMAXになる。歌そのものの魅力もあるけど、この曲に限らず彼女の歌声はいつも皆に元気とパワーを与えてくれる。


 滝田樹里さんの『光』、最初に聴いたときもそう感じたんだけど、アイドルに向けての歌であると同時に「母親」の歌だなぁって強く感じた。765プロのアイドル達の母親としての小鳥さんと、一児の母としての樹里きちの両方の姿が重なって感じられた。


 『乙女よ大志を抱け!!』、中村繪里子さんが最後に「いつも…ありがとう!」を溜めて言うのが凄く好き。気持ちを表現するために、歌詞のメロディを崩して気持ちを入れてくることがあるのがえりりんの素敵なところ。


 平田宏美さんは、いつ聴いても声の張りが素晴らしい。『自転車』の後半、「ギュっと抱きしめた」の声の爆発力が凄い。真のストレートな感情表現が、そのまま声に乗ってビリビリと突き抜けてくる。横アリが小さく感じるくらい。


 下田麻美さん。亜美としての『SMOKY THRILL』と、真美としての『自分REST@RT』、二曲続けては大変だったろうけど、一人二役をきちんとこなしている。アイマスの初期からずーっと彼女だけ二役。きっと凄く頑張っている。


 浅倉杏美さん『ALRIGHT*』。アニメ3話そのままの「いえーい!!!」の演出は、一瞬あっけに取られたけど、「アニメの!」と思ってうおおおってなった。素敵な歌を受け継いだなと思う。2日目は、序盤なのにもう涙を堪えていたのが印象的だった。


 釘宮理恵さん、5周年ライブ以来の出演だけど大活躍だったと思う。竜宮小町としても。『my song』は幕張のステージを思い出して少しウルッと来てしまった。『DIAMOND』も聴けて良かった! くぎゅの声が活きるとても可愛らしい曲。


 たかはし智秋さん。素の本人の魅力とあずささんとしての魅力どちらも素敵。『晴れ色』はあずささんのおっとりとした柔らかい魅力が溢れ出ていて、本当に幅の広い演技力を持った人だなと思う。ビブラートの柔らかさが凄い素敵。


 原由実さん。今回の『風花』、特に2日目は震えが来るくらいの鬼気迫るような表現力に魅入ってしまった。知人も多く絶賛していた。ステージ上の四条貴音はこうなんだろうな、と…。ソロ曲に恵まれなかった時期もあったけど、彼女を代表するバラードになった気がする。


 沼倉愛美さん、歌唱力もありながらいつものダンスのキレは本当に惚れ惚れする。肩や腰の使い方、体の回し方が本当に素敵。『Next Life』はアイマスの中でも移植な曲だけど、会場全体をトランス状態に巻き込んでいた。


 若林直美さん、『いっぱいいっぱい』の圧倒的なコール声量は凄かった。とにかく会場を煽るのが好きな人だけど、2日目は完全にハッチャケててもう最後の方は曲になっていないw でも、最高に楽しい!最高に熱い!これぞライブの魅力!


 長谷川明子さん、『マリオネットの心』は劇中で美希が覚醒を見せる曲だけど、難曲なのに完全にモノにしてる感じ。美希の代表曲を『relations』から置き換えた。ハイトーンの悲痛な叫びのような歌い方は、感情と気迫がこもっていて圧倒される。


 今回はアタマとトリに『THE IDOLM@STER』に変わって『READY!!』が抜擢されたのが印象的だった。アニメを軸としたライブであることを実感。でもコールの熱狂感は『THE IDOLM@STER』にも劣らない!本当にテンション上がるし楽しい!


 「ジュピターが少女漫画誌でコミカライズ」と発表があったときの、会場の拍手と歓声が凄かった。ガミPも何事かと驚いていた。大多数にとってジュピターは嫌われてはいない、またはアイマス2とアニメを経て許されたんだろうな、と。

 ライブ会場というのはネガティブな反応は起こりづらい場だけど、それでも多くの人がジュピターを許容する or 応援する気持ちを強く持っていなかったら、あんな圧倒的な拍手は巻き起こらない。あれは断じて人につられた拍手ではない。

 これで、ネット上の悪意を持った「外野」がもう何を言おうと関係ない。バッシングなんて気にせずに、開発元も堂々とジュピターを推してもらいたい。ライブ会場に足を運ぶくらいの熱意あるファンの多くが承認しているのだから。

 もちろん、会場に居た人の中にも、男性アイドルがアイマスの世界に登場するのが嫌だという人もいるとは思う。ただ、良いと思っている人がこれだけ多くいるというのも事実。


 やはりアイマス2のとき「竜宮小町」が「外された」ことについては、やっぱり皆大きく落胆していたんだろうなと思う。それが今回の「竜宮」に向けた声援の大きさにも現れていたように感じられた。


 横浜アリーナ2daysで会場大きいしチケット取りも楽勝かと思ったら、全然そんなことなかった…。アニメ化効果だと思うけど、横アリが後ろまで埋まりきって会場一面のサイリウムの海は本当に素敵だった。それに加えて映画館ライブビューイングの数千人がいるとか…。

 気のせいか、たまたま自分の周りだけか分からないけど、女性参加者をいつもより多く見かけた気がする。アイマスは男性の方が多いライブではあるけど、臆せずにどんどん参加して欲しい。輝いている女の子達を応援するのは男女問わず楽しいですし。


 アイマスのライブは、毎回、「今回は過去最高のライブだったなぁ!」と思わされる。私が参加したのは3周年ライブからだけど、毎回レベルアップする歌と振り付け、衣装、ステージ演出。これからも「その先」を夢見続けて行きたいなぁ。



アイマス最高!



今回のライブのメインテーマ「みんなといっしょに」を強く感じた2日間でした。

ガールズを初め、全ての出演者さん、スタッフさん。同僚のプロデューサーの皆さん。いつもの仲間たちに最高の「ありがとう」を。