一風変わった吹奏楽。

ルセッタアミュゼ吹奏楽団さん(http://maple.candypop.jp/)の定期演奏会を聴きに行ってきました。この楽団さん、主にアニメ音楽、ゲーム音楽吹奏楽で演奏するという面白い楽団さんで、結成してから1年くらい、今回が初めての定期演奏会だそうです。

演奏会のことを知ったのが(というかこの楽団さんのことを知ったのが)なんと2日前。偶然コンサート情報を見つけて「これは聴かねば!」と、知人を誘って聴きに行ってきました。

演奏会に先立ち、2005年の11月に行なわれた「FirstSounds3」という葉鍵系生演奏イベントでの、ルセッタアミュゼさんの演奏をCDで聴いたのですが(というかこのCDを同人ショップで買って今回の演奏会に気付いたんですけど)、半年間で見(?)違えるくらいレベルが向上していたのでビックリです。

演奏自体の技術力でいえば当然他所にいくらでも上手い吹奏楽団はあるわけですが、結成1年目の楽団で、時間、人員、練習環境が限定された上で、これだけのボリュームのあるコンサートが開催できるというのは素晴らしいですね。

何より「自分達の好きな音楽を吹奏楽でやりたい」という気持ちを、こうして本当に現実のものにしてしまうパワー。それに感動しました。


演奏会全体の感想などを。

第一部は、DQ3メドレー、FFメドレーなどゲーム中心。最初の内は皆さんかなり緊張していたようで音が出ていない感じがしたのですが、後になるにつれて迫力が出てきました。DQ3の戦闘とか木管難しいと思うのですが、よくまとめていましたね。

第二部では、雰囲気を変えて皆さん浴衣(男性陣は作務衣?呼び方がわからん)で登場。カウボーイビバップのアレとか、檄!帝国華劇団など。ゲーム、アニメと関係ないですが、エル・クンバンチェロも演奏していました。私も昔やったことがある曲なので懐かしいです。やっぱり金管吼えまくり(^^;

第三部はネタステージ(笑)。アナウンスがいきなりアニメ声、女性陣はメイド服で登場。踊りあり、寸劇あり。とくにこの寸劇、会場中が大爆笑の渦に巻き込まれていましたw 私も勿論、腹を抱えて笑い転げていましたw 文章で解説しても面白くないので控えますが、ネタの仕込み方がヤバ過ぎです。エクスカリバーポーション、仕込み箒、ファンファーレ、そして最後のオチw
プログラム上の最後は、CLANNADの「影二つ」で締めでした。

アンコールは2曲で「マイアヒ」と第一部でも演奏した「残酷な天使のテーゼ」。テーゼはイントロのサックスソロも上手く決まり、皆さん開放感からかテンションがノッていて、今日一番の活き活きした音を出していました。感動しましたよ。

ともかく、今回の演奏会は他のどこにいっても味わえないとても楽しい演奏会でした。次は9月のFirstSounds4あたりで演奏されるのでしょうか? また次回があれば、絶対に聴きに行きたいですね。

大人数をまとめて楽団を維持していくのは、サークルをまとめるのとは比べ物にならないくらい大変なことだと思うのですが、ルセッタアミュゼさんには末永く活動していって貰いたいと思います。応援しています。