台湾旅行に行ってきた〜0日目(準備編)
人生初めての海外旅行として、強行日程で台湾旅行に行ってきました。その記録などを。
そもそもの発端
こちらの記事も参照(http://d.hatena.ne.jp/Sinon/20120808)して貰いつつ。
アイマス声優の仁後真耶子さん(高槻やよい役)のソロトークイベントが台湾で行われるとのことで、友人と「これは…行くべきか?」「これは天命だろう」「よし行くぞ!」みたいなノリで。
で、「アイマスのためだけに台湾行ってきた^^」みたいに知人には思われているフシがあるけど、そんなわけねーですw
元々、海外旅行には一度行ってみたいなーと漠然と思っていて、でもなかなかこれと言ったキッカケもなかったんですね。こういう機会に乗っかって初海外を体験しておくのは、重い腰を上げるにはいい理由だったからです。
こういう勢いとかノリを持っていないとなかなか新しい世界に飛び込めず、既存の狭い範囲で人生を過ごしてしまいがちで、それはとても勿体無いことだと思っています。なので、理屈をつけて新しいことに突っ込んでみる若さをいつまでも持っていたいですね。
アイマスのためだけに行ったと思われたくないから言い訳してるわけじゃないんですよ。違いますよ。ホントですからね。
初の海外旅行
さてさて、まず初の海外旅行なので調べることが山ほどあります。なんせ国内線と国際線の違いもいまいち分かってません。
とは言え、何でもネットで調べれば出てくるいい時代になったもんですが。昔の人って、海外旅行の情報を一体どこで仕入れていたんだ…とか思います。
台湾ならなんとかなりそう
初の海外旅行となると、何から何まで勝手が分かりません。言葉、お金、安全面、マナー、食べ物、文化、etc...
この強行日程で初海外を思い切れたのは台湾だからという面もあります。漢字が読めれば大体意味が把握できるのは大きいです。日本語や英語で言葉が通じるケースも多いとのこと。治安は悪くない。物価は安い。食べ物は美味しいと聞いている。
まぁ、なんとか乗り切れるだろう。という安心感がありました。
それに加えて、震災義援金の恩があります。日本の5分の1の人口、収入は2分の1。その地域から200億って物凄い金額なわけです。政治上、日本政府は台湾を国家と認めるわけには行きませんから、政府から公式のお礼を出すわけには行きませんが、有志の方たちによる「謝謝台湾計画」には私も一口応募しました。
あとは旅行をして、少しでも現地にお金を落として恩返しを、という気持ちもありました。
格安航空券は2泊3日以上
元々、同行する友人が木金と2日休めるか分からず、私は日曜日にリトルジャックの演奏会を聴きに行きたかったため、最初は1泊2日を検討していました。
ところが、格安航空券と言われているものは(アジアでは例外はあるものの)「最低滞在日数」が設定してあって、アジアだと2泊3日以上となっているのが殆どだそうで。「長期滞在できない」ならともかく、「早く帰ることが出来ない」という仕組みがあるとは全くの想定外でした。1泊2日だとかなり高額になってしまう…。
結局、無事友人が2日間休み取れたのと、国際線は時間に余裕を持たないとということで、1泊2日じゃ全然観光時間取れないので、2泊3日で良かったわけですが。
フライトの「正規料金」
割引無しの正規料金の高さにもビビリました。
検索しているときに最初にその料金が目について、「ええ! 東京−台北間が往復20万円!? ビジネスクラスとかじゃなくてエコノミーで?」とか。
航空会社の選択/台北の空港
さて、海外の航空会社がさっぱり分かりません。
色々検索していく内に、そもそも東京−台北の便を飛ばしている会社というのが数も限られているので(便数も)、選択肢は無数にあるわけではないということが分かります。
また、台北には空港が2つあり、市内からは離れた「桃園国際空港」(日本で言う成田みたいなもん。バスで1時間)と、市内に近い松山空港(日本でいう羽田みたいな)があると知る。松山空港は2010年に日本との定期便が就航開始とのことで、つい最近のことだったんですね! へぇぇ。
そして、東京との便は、成田−桃園と、羽田−松山の2パターンしかないそうです。なるほど。
チケットが安いのはチャイナ・エアライン(CI)。
中国の航空会社かと思っていたのですが、中華民国(台湾)の航空会社でした。安全性に問題があるらしい話も聞きますが、強いて回避するほどでもないのかな、という気も。なんせ重大事故は数十万フライトで1回あるかないかの頻度ですし…。
フライトの時間も、朝早い便と、夕方遅い便があるのがCIだけなのでこれでいいかと思っていたのですが、何日か相談している間にチケットが売り切れてました。しまった。
選んだのはエバー航空
第二の候補として、これも台湾の航空会社であるエバー航空を選択。
空港も本当は、行動時間が節約できる羽田−松山を選択したかったのですが、便の都合で行きは成田−桃園。帰りは松山−羽田となりました。一度の旅行で両方の空港をチェックできると思えばおトクだ、ということにする。こちらは安全面での評価が高いそうで。
まずはパスポート
まず人生初の海外旅行なので、何はなくともパスポートを取るところから始まります。サイトを調べて手続きに必要なものを揃えます。
現住所の市役所に行けば戸籍抄本(戸籍謄本)が取れると思い込んで「本籍違いますね」と指摘される…。はい、免許証に確かに「本籍」として実家の住所書いてありますね…。orz
実家は同じ県内なので、サクッと戸籍抄本を取ってくる。
で、申請に行って必要事項を記入して、一週間後くらいに受け取りに行く、と。有効期限が5年と10年のがあるみたいですが、この先使うこともあるだろうということで10年を。
台湾の地理
台湾についても色々と調べなくてはいけません。
まず、地理が全く分からないw 俺らが行くのはどこなんだ、と。
イベントが行われるのは台北らしい。台北は文字通り台湾の北にあるらしい。台湾のサイズは九州くらいの規模感でいいらしい。ということは、日本で言えば福岡に行くみたいなノリか…。
気候は日本より暑いらしい。沖縄より南だからそんなもんか。7月の関東も暑かったから、そんなもんだろう。夏場は雨が結構降るらしい。実際現地でも夕立のような雷雨に見舞われました。
また、旅行には関係ないですが、富士山よりも高い3000m後半の山がいくつもあることに驚き。
今回は台北周辺で終わりそうですが、今度行く機会があったら、郊外や南の方にも足を伸ばしてみたいですね。
宿泊先
宿泊するホテルは、初の海外ならランクの高い方が何かといいだろう、ということでアクセスの便利さを考慮して「台北凱撒大飯店(シーザーパークホテルタイペイ)」にしました。
まず、街の中心部がどこにあるのかが全く分かってませんでしたが、主要駅である、台北車站(Taipei Main Station)からすぐの好立地です。
ちなみに「站」が駅って意味。
準備するもの
国際線は機内持ち込みの液体とかがシビアなので手持ちの荷物に気をつけます。
海外旅行って、変圧器とかいるの?って思ったけど、台湾は60Hz/110Vで、コンセント形状もほぼ同じタイプとのことで殆どの製品は問題ないみたい。
現地での通信
現地での通話、通信の確保をどうしようか困っていました。auの海外パケット定額プランだと1日でMAX3000円掛かっちゃいます。3日で9000円は辛い。
現地では通信無しでいいかなーと思っていましたが、調べるとSIMロックフリーの端末さえあれば、現地で日数限定のSIMを購入できるようで。友人がSIMロックフリーの端末持っていたので、現地でネット調べるときは友人任せ。必要なときはテザリングさせてもらうことにしました。
SIMは、現地の空港で買うことができて、データonlyのタイプと通話料金も込みのタイプがあり、データonlyで3日間のプランだと、350NT$(日本円で1000円弱)でした。これなら安い。
また、現地ホテルでは各部屋に無線LANがあって、Wi-Fi接続することでネット使い放題でした。これは実に便利でしたね。
さて、準備編だけですごい文章量になってしまいました…。
この先はちょっと端折って書こう…。