台湾旅行に行ってきた〜1日目

さて、ようやく旅行記の1日目。

(事前準備編はこちら>http://d.hatena.ne.jp/Sinon/20120821

行きは成田空港から

成田に向かうので、朝が早いです。国際線はフライトの2時間前に着いておくのがデフォとのこと。せっかくの機会なので成田エクスプレスを利用。ほぼノンストップなので快適です。

駅を降りてから空港に入るタイミングで身分証(パスポート)の提示があるとは思わなかった。しっかり警備しているんですね。
空港内の出発ロビーにはGREEの広告が沢山出ていました。羽振りいいなーw

空港手続きは流れで

まずはチェックイン&手荷物を預けにエバー航空のカウンターに。
パスポートのカバーを付けていったけど、これ外すときが結構あるので、空港ついたらカバー外して持っていた方がいいですね。

お盆前の時期というのもあるのか、出国手続きには結構人が並んでました。

手荷物検査とセキュリティチェックを受けて、税関は申請する品物特に無し。出国審査でパスポートにスタンプ押して貰う。この辺は流れ作業。

さて、全ての手続きを通過するとフライトまで小一時間あるわけですが…、出国ゲートを抜けた先には、おお、これが噂の免税店というやつか。ブランド物のバッグやお酒などを取り扱うお店がズラッと。お酒好きな人とかはこの機会に買うんだろうなと思いつつ、私は買うものがないのでスルー。

朝ご飯を食べる話

しのん「そういえば機内食ってあるんだっけ?」
友人「あ、調べてなかった。どうだっけ?」
し「多分無いよね? 朝飯食べてないからちょっと軽く食べとくわ」
友「おう」
し「よしラーメンにしよう。さらば日本食。しばしの別れだ」(ズゾゾゾ〜ッ
友「2泊3日だけどな」

 ↓

機内食バッチリありましたw
食べましたよ…。美味しかったです…。お腹いっぱいになりましたが…。

いざ搭乗

飛行機に搭乗する前にスマホの通信設定を確認しておく。

ローミング設定をONにしていなければ大丈夫なはずですが、今回一番ビクビクしていたのが現地着いてのパケ死でしたw(※海外パケット定額の指定業者以外に接続しにいって超高額請求されてしまわないか)

海外でデータ接続しにいくときは確認が出るらしいですが、念のため通信設定も切ってから機内モードに変更。スマホの電源の落とし方が分からなくて焦ったw

飛行機内は先程述べた機内食トラップ(笑)に襲われたりしましたが、何事もなく。

出入境カードを配られて機内で書くのですが(降りてからでもいいですけど)、記入例をみるのに旅行情報誌が参考になりました。あと、宿の名前とか便名が分かるようなメモ持っておくといいですね。

台湾到着

現地に着くとまずタラップ(じゃなくて何て言うんだ?飛行機から降りる通路)が早速暑い!

空港内を移動して荷物受け取りに行くのですが、その前に両替所を見つけたので、レートが妥当なことを確認してここで台湾ドルに換金しておきます。(両替については後述)
荷物の受け取りどうせ待ちますし。

その後、入国審査をして手荷物受取だったかな?

入国審査では、目的を聞かれたら「Sightseeing!」と言えばいいらしいぞ!と聞いていましたが、そもそも入境カードにそう書いてあるので何も聞かれませんでした。肩透かしw

そもそも英語や中国語で「目的は何ですか?」と聞かれたとしても、きっとそれを理解できないわけですが。

両替

とりあえず、今回はお互い日本円で3万円づつ両替しました。

両替は色々と注意が必要で、場所によってレートに結構差があるみたいです。現地の空港内で両替するのが無難らしい。


まず、日本の市内(横浜だの秋葉だのの駅とか)にある両替のお店は非常にレートが悪いです。

今回(2012年8月)の為替レートは、1台湾ドル=2.6円くらいだったのですが、横浜駅にある両替ショップを事前調査したところ、

  • 日本円→台湾ドル 1台湾ドル = 3.16円
  • 台湾ドル→日本円 1台湾ドル = 2.10円

3.16円で台湾ドルを買って、戻すときは2.10円にしかならない。つまり、3万円を両替して、それをそのまま再両替したら2万円まで目減りしてしまう…。

さて、空港内の両替所は表示されているレートが「0.37340」となっています。
ああ、これは「1日本円=0.37340台湾ドル」ということか。計算機で「1割る0.3734」をすると「2.67...」。ということは大体為替レート通りですね。

じゃあ、ここで両替を済ませてしまいましょう。いくら両替するべきか?


先ほどの例ほど酷くなくても両替には売り買いのレート差があるので、例えば面倒だからって10万円両替して、3万円使って、残り7万円を再両替とかすると、かなり損をします。

かといって、一定の両替手数料(今回は約100円)が掛かるので、こまめに何回も両替するのは損ですし、何より面倒くさいです。

3日間行動して最後にお土産も買うことを考えたら、余裕をもって3万円くらいあればいいかな…と思いましたが、これが良い読み。物価が安いので私は2万円でも足りたのですが、友人が高い買い物をしたので私から8000円分くらい貸して、これでお互いちょうどいいくらいでした。

また、現金が足りなくなったらクレジットカード使うとか、現地通貨でATMでキャッシングするとか色々方法はあるみたいです。

空港にて

さて、無事預けた荷物の受け取りもして。
本来は、旅行のプランで宿への送迎バスが付いていたのですが、空港でSIMカードを買うと他の人を待たせることになってしまうのと、途中で免税店を経由してお土産タイムが付いてくるらしいという情報を得ていたので、プラン付属のバスはキャンセルすることに。


現地の通信会社のカウンターを探してSIMを購入します。
友人と私とで、事前情報を元にカタコトの英語でやり取り。
「その端末はSIMロック掛かっているか?」
「大丈夫だ問題ない」
「通話もするか? データ通信だけでいいか?」
「データ通信だけだ」
「日数を選べ」
「3日間で頼む」
「明日から3日間だから、今日を入れて4日間使える」
「分かった」
「350TWDだ」
「これで」
「SIMを入れ替えるから端末を貸せ」
「よろしく頼む」
みたいな内容を話すわけですが。

店員「SIM lock?」
友人「OK. No SIM lock.」
店員「Data only?」
友人「Data only」
みたいなノリです。ほんと、そんなノリでなんとかなります。
どうしても困ったら筆談とかありますしね。

今気づいたけど、「SIMロックフリー」って多分英語で通じないよね…?

ちなみに、パスポートに加えて免許証などの身分証明証の提示を要求されるみたいです。


さて、通信が出来るようになったことを確認したら、いよいよバスに乗って市内に向かいます。


いよいよ、この辺りから日本語通じない人と会話して買い物などをするので、物凄く緊張します。

バスのチケットは行き先などを確認した上で、窓口に行って
「Taipei main station.」(指で1枚のジェスチャー
 ↓
値段表示がでる
 ↓
財布から小銭出す。
どの小銭が何円なのか分からないので手間取るw

これだけのやり取りですが、初海外だと緊張しますね!
「うぉぉー、買えた!買えたよ!」みたいな。


バスに乗るまでは案内板の表示がしっかりしていて、それに大抵英語が併記されているため、乗り場を間違えることはありませんでした。漢字も読めますし。

バスで市内へ

桃園国際空港から市内まではバスで約1時間。
あー、こっちは車は右側通行なのかーとか、海外であることを実感。
市街地に入ってくると、「お、あれマクドナルドじゃね」「モスバーガーもある」「スタバもあるぞ」とか看板が面白いです。

そして、現地のスクーター率は凄いですね。Googleで「台湾 スクーター」とか画像検索すると色々出てきますが。信号が変わると「バイクレースか!」って感じで一斉にスタートしますw

現地に着いたときにはあいにくの雷雨になっていました。バスから降りてとりあえず建物に駆け込む。この時期は午後や夕方から雷雨になることが多いのかな?

ホテルは降車場から歩いて5分くらい。台北車站(Taipei main station)から直結しているという好立地。これは移動するのに便利ですな。

ホテル到着

ホテルへのチェックインも、特に会話交わさなくても大丈夫でした。
カードキーやら朝食の時間の説明とかをされて、それが聴き取れないのですが、身振り手振りと指差しとカタコトの英語で何とか理解。

さて、鍵を開けて部屋に入ると、涼しい! っていうか寒い! なにこれw
エアコンの設定を見てみると、なんと「16℃」。今の日本では考えられませんねw

ランクの高いホテルを選んだだけあって、部屋は広くてキレイでした。
とりあえずベッドにダイブする二人。(お約束)

部屋のLAN接続の端子とかを探したのですが見当たらない。
ふと無線LANを確認してみると、各部屋ごとに無線LANが飛んでいるではないですか。
おお、これなら私もスマホからネットにアクセスできるので助かります。

早速、モバマスの溜まったスタミナと攻撃コストを消化しだす二人。旅行に来てもそれかよwと自己ツッコミ。

市内散策

スケジュールは大幅に余裕を取っていて、だいぶ早くに着いたので、空いた時間を使ってちょっと市内観光をするか、となりました。

ホテルから出て適当に歩きまわる。見るもの全てが新鮮で本当に面白いですね。

ホテルのすぐ隣に、今回のイベント主催元である「グッスマ×カラ鉄カフェ」があるので見に行きましたが、明日からのイベント準備のため閉店してました。残念。

同ビル内には、1フロア丸々ダイソーが出店。「大創百貨」と書くらしい。「39元均一」とのこと。(=約100円)

他にペッパーランチ無印良品、麻布茶房などもあって、日本にあるお店も結構ありますね。
台湾人からすると、「日本には台湾と同じお店が結構あるなー」と思っているのかもしれませんが。


市内を引き続きウロウロして、現地の本屋に入ってみることに。
現地の日本観光ガイドとかちょっと面白いです。
私はふと思い立って音楽コーナーに。お、楽譜が売っているではないですか!
現地のリコーダー楽譜を一冊買ってみました(笑)

「流行直笛譜(中.高音直笛流行歌曲集)」
ソプラノ、アルトリコーダー用のポップス曲集ですね。

ちなみに

  • 直笛(もしくは木笛):リコーダー。
  • 長笛:フルート
  • 陶笛:オカリナ

だそうです。

他にも、近くには漫画の書き方とかの本も並んでいて、色々探していると…

「BLキャラの描き方」

なんて本も…w 表紙に中国語に混ざって日本語も書いてあるので、翻訳本なのかも?

あこがれの(?)士林夜市

台湾の観光名所として、年中、縁日のような屋台が立ち並ぶ「夜市」というのがあります。
特に「士林」にある「士林夜市」は最大の夜市。

着いてみると、すごい人だかり。

そしてどのメニューもとにかく安いです。

肉まんみたいなものが1個39円。馬鹿でかいソーセージをその場で細かく切り分けてくれたものが260円。「大餅包小餅」というパリパリした餅をしっとりとした餅で包んだみたいなもの、92円。顔の大きさほどあるフライドチキンみたいなもの(名物らしい)が132円。
味付けは、同じ料理でも甘い味付けと辛い味付けが選べるものがあったり。

物によって美味しい味付けのものと、ちょっと独特で日本人の味覚からすると塩分が足りないものとかがあります。醤油を掛けたくなることが多いです。

今回、こういう食べ歩き(立ち食い)になったので、ビニール袋とウェットティッシュを持っていったのが凄く役に立ちました。手は汚れるしゴミは出るしで。夜市行くときの必須アイテムでしたね。


さて、もっと色々な種類を食べてみたいところですがお腹も膨れてしまったので、次はデザートとしてカキ氷を食べに行く事に。

事前にオススメしてもらった「辛發亭」というお店。路地にあって場所が分かりづらかったですが、きちんと地図を印刷しておいたので辿り着けました。

ここのカキ氷は牛乳を使った氷で作っているとのことで、非常に濃厚な味わい。

メニューがどれがどれだか分からずに迷っていたら、相席していた現地の人が、店員さんに「この人達メニュー読めないみたいだから、写真持ってきてあげて」みたいなことを言ってくれたみたいでした。親切にありがとう! この列のがオススメですよ!と身振り手振りで教えてくれました。

私はイチゴのにしましたが、ここは定番のマンゴーにしておけばよかったかなー。
実は注文をすぐ取りに来てしまったので「芒果」の漢字が見つけられずw(「新鮮芒果雪片」というメニュー名だった)

でも、美味しかったです。フワッフワの氷で。

「かき混ぜたりしないで、横から掬うように食べるのよ」みたいなことも身振りで教えてくれました。なるほど!


さて、ホテルに帰還します。

地下鉄

交通のことを書き忘れてました。
士林夜市には地下鉄で移動しました。台北捷運という都市鉄道(MRT)を使います。
日本でいう東京メトロみたいなノリね。

こっちでいうSuicaみたいなものもあるらしいのですが、販売機が分からなかったので、とりあえず今日は普通に切符を買うことに。券の買い方と使い方が良く分からないので、旅行ガイドを引っ張りだして調べる。

こっちの切符は、プラスチックのコイン型のトークンになっていて、中にICチップが入っています。駅に入るときはコインをICセンサーにタッチして、出るときはコインを投入口に入れます。入るときと出るときで操作が異なるので間違えましたw


先ほどの空港からのバスも、後日乗るタクシーもそうだったのですが、台湾は交通費がとにかく格安です。
MRTは初乗りが20元(約50円)。台北車站−士林站は、25元(約70円)。しかも、これが「Easy Card」(悠遊aS)と呼ばれるICカードで乗ると2割引きされます。

コンビニにて

さて、ホテルに帰る前に飲み物やお酒、おつまみを買い込むためにコンビニに立ち寄ります。
事前に情報を仕入れてはいたのですが、こっちのコンビニは言わないと袋つけてくれないんですよね。

コンビニの兄ちゃんが、多分「袋いる?いらない?」とか言っているのかもしれませんが、全く言葉が分からないので答えられないw
幸いにここでも日本から持ってきたビニール袋が大活躍します。


さて、ホテルに戻ってきてゴロゴロ。まだ23時なのに結構疲れています。あぁ、やっぱり慣れない外国で疲れたのかな、と。

と思いましたが、23時というのはよく考えたら時差が1時間あるので、実質24時まで出歩いたのと一緒でしたw たった1時間ですが、時差も初めての体験なので新鮮。


翌日の観光プランをだいたい決めて就寝。