台湾旅行に行ってきた〜2日目


さて、間が空いてしまっていますが思い返し旅行記の2日目です。
今日は観光メイン。

ホテルの朝食

朝食はホテルのバイキングを利用したのですが、あまり品数も豊富とも言えず、そこまで美味しいというほどでも無かったかも…?
旅行に慣れていれば、朝食は抜いてどこかで美味しいもの食べに行くのもありかもしれませんね。

Easy Card(悠遊卡)を購入。

こっちで言うSuicaみたいなICカードです。電車だけでなくバスでも利用可能。後で知ったのですが、コンビニや飲食店等でも使える場所があるみたいです。これを使うと電車の運賃が2割引きになるので非常にお得です。
最初、券売機での買い方が分からずに大いに悩んで、旅行ガイドをみながら購入。

最後は手数料払って残額を精算することもできるのですが、記念に持って帰ってきちゃいました。(ICカードをコレクションしているのでw)

路線バスにも乗ってみる

最寄りの駅から今度はバスを使ってみることにします。路線が複雑で分かりにくいのですが、路線番号と照らしあわせてこれで間違いないだろう、と。

乗り方が分からなかったのですが、乗るときだけICカードをタッチ/降りるときだけタッチ/乗るときと降りるときの両方タッチの3パターンがあるようです。他の人の行動をして真似る方法でクリア。
今回は観光地行きだったので、降車する場所は特に迷いませんでした。

故宮博物院で美術に触れる

さて、観光として台北にある故宮博物院に来ました。かなり大きな博物館で、全部がっつり見るとなると1日がかり。部分的に見るだけでも2時間くらいは掛かります。


私は美術にはあまり詳しくないのですが、「翠玉白菜」に代表される彫刻などを見ている限り、いかにもアジア的な「見立て」や「精緻な技巧」を活かした美術品が多いのかなーという感じを受けました。


翠玉白菜」というのは、その名の通り白菜の形をした彫刻なのですが、後から石に着色したのではなく、白と緑(翡翠)のグラデーションの掛かった原石が最初にあり、それを白菜に見立てて元の色を活かしながら彫刻していったらしいです。

こういった「見立て」の発想には結構、日本人としては共感するところがありますね。


他には象牙の透かし彫りとかは凄かったです。象牙をレースみたいに向こう側が透けるように掘っている、らしいのですが…、一体どうすりゃこんなの出来るんだ、と。

細かいものに更に細かく彫り込んだ!みたいな。やり込みゲー(笑)のような世界が広がっていました。

天仁喫茶趣でランチ

「天仁茗茶」という台湾で一番有名なお茶のブランドがあるそうで(日本で言ったら伊藤園みたいなもんかな?)、そこが経営しているレストランでお昼に。


日本語は通じなかったのですが、メニューを読んでいると、ああこれは単品で、これはセットになってるのねとかが分かります。英語も付記されてますしね。「附白飯」はライス付きか、とか。
プチコース料理みたいになっていて、この写真の中から一品づつ選べばいいらしい。なるほど。注文も基本、英語+指差しで通じます。


私が食べたのは、ワンタンスープ、スペアリブっぽいお肉、豆腐を豆とかと一緒に煮込んだ感じのやつ、ご飯、食後にデザートと台湾茶のセットを頼みました。
料理は、微妙に味付けが日本とは違うものの、どれも優しい味付けで凄く美味しかったです。


お値段は1000円くらい。日本なら1500〜2000円くらいはするボリュームでした。


そういえばメニューに「全素」って付いてるのがあって何かなと思ってたんだけど、後で調べたらベジタリアン用のメニューということなのね。向こうには多いみたいです。


それと今回、Androidアプリの「指差し会話帳」を買っていたのですが、この機会に!と思って、お店を出るとき店員さんに「非常好吃(フェイチャン・ハオチー)」と言ってみたら、私の発音でも通じたみたいで笑ってくれました。(非常に美味しい、の意味です)


今度、台湾に行くときがあればもうちょっと日常会話も覚えて会話出来るようになりたいですね。
他には殆ど「シエシエ(謝謝)」しか言ってませんでしたしね…。


よく今まで「アメリカに一度行くと英語を覚えたくなるよ」とか話は聞いていたのですが、自分で行ってみてよく分かりました。

淡水で夕日を眺めよう

台北より北西に電車30分ほど行った海沿いに「淡水」という観光スポットがあるようで、そこに向かいます。


台湾の北西側の海に面した河口が広がっていて、晴れた日はここから眺める夕日がキレイなのだとか。日本でいえば、みなとみらいとか山下公園的な雰囲気かな?(そこまで都会ではないですけど) デートスポットらしいです。


まぁ、男二人で来ているわけですが…。


やたらと長いソフトクリームが名物らしく、そのお店を見つけたので買ってみる。ショートソードかっていうくらい長いw 30cmくらいあったんじゃないかな…w
しかしこの日も当然のように暑く(30度以上だったと思う)、写真を撮ってるそばからあっという間に溶け始めますw やばいw


あんまりクリーミーな感じではなく、どちらかというと氷っぽいソフトクリームでしたが気合で全部食べきりました。ボタボタとこぼれましたけど…。


そこから海沿いにしばらく歩いて、埠頭みたいになっているところで日没を眺めます。 あいにくの曇り空でしたが、日没間際の夕日をみることはできました。これ、晴れていたら夕日が凄いキレイだったろうなー。

しばし日没を眺めて満足したので、台北に戻ります。

友人、SIMフリー端末を買う

さて、台北に一度戻って夕飯まで微妙に時間があるのですが、友人が「物価の安いこっちでSIMフリースマホ端末を買う(キリッ」と言い出しました。


「うっかり」(※私達の仲間用語で衝動買いのことを「うっかりする」と呼ぶ)するのならば、その背中を押さないといけないだろうということで、台北市内に。


昨日歩いたときに見かけていたショップをいくつか回ります。
端末の値段をメモしながら、最後に見つけたところが一番安そうだったのでそこで購入。40分ほど待てというので一度ホテルに戻って涼む。あー、涼しい…。


値段忘れたけど、結構安く買えたようです。

鼎泰豊(ディンタイフォン)へ向かう

夕飯を食べに、有名なレストランである「鼎泰豊(ディンタイフォン)」で小籠包を食べに向かいます。日本にも支店があるみたいですけど、やはり本場でと思いまして。


電車、バスは使ったから残りはタクシーを試してみようということで、タクシーを利用してお店に向かいます。


タクシーの運転手には日本語も英語も通じないことが多いらしいので、プリントアウトしていた地図を見せて、指さして「ここまで」とお願いします。


しかし、2店舗ある支店の内のこっちって言ったのと違う方に連れて行かれてしまった…。指示の仕方が悪かったのか、それとも遠くまでボッタクられたのか…。
まぁ、店舗はどちらでも良かったのでこちらでお店に入ります。


ちなみにこちらはタクシーも安いです。地下鉄で5駅くらいの距離乗りましたが、割り勘で200円、つまり400円…。日本に帰ってタクシーに乗るときに、初乗り710円で「高っ!」と思いました。

小籠包を食す!

サービスの良いお店と聞いていたのですが、店員さんは非常に丁寧でしたね。

前菜には豆もやしの炒め物と、油揚げっぽい炒め物を注文。小籠包5個入りを2種類に、空芯菜、炒飯、友人は台湾ビールも頼んでいました。


これが本当にどれも美味しい。味付けも日本人好みでしたね。モリモリと食べてしまいました。空芯菜のニンニク炒めっぽいやつが美味しかったです。

小籠包も、醤油とお酢を混ぜたものに付けて、刻んだショウガを添えて食べるのですが、熱々で美味しかったです。


本当はもうちょっと色々と食べたかったところですが、この後にラーメンっぽいものを食べにいく計画を食べていたので、腹八分目でストップしておきます。

結構食べましたが、一人分で1200円くらい。今までの台湾の物価からするとちょっと割高ですが、それでも安いよなぁ。日本でこれだけ食べたら2000円は行ってしまいそう。

帰りはMRTに乗って戻ります。

西門駅でラーメン(風のもの)

さて、MRTで西門駅まで移動。ここはパッと見、渋谷のような繁華街のようです。
駅前の交差点のビルに、大型モニターがあったりしますし。


余談ですが、ここで『狼的孩子雨和雪』の宣伝ムービーが流れてました。
『跳躍吧!時空少女』と『夏日大作戦』の監督による最新作品だそうで。

漢字でだいたいお分かりかと思うのですが、それぞれ「おおかみこどもの雨と雪」「時をかける少女」「サマーウォーズ」のことですw
現地でも8月10日から公開されているようでした。あんまりタイムラグはないんですね。


さて、「阿宗麺線」というラーメン屋(ラーメンではないか…)さんに向かいます。
お腹がかなり一杯になっていたので、小碗45元を(約120円)。
鰹節の効いたスープと、そうめんのようなつるつるした麺。モツみたいな肉も何切れか入っています。

箸がないので、レンゲで掬って食べます。食べづらい…w

日本のラーメンを想像していくと全然違う味付けなので、「人気店」と宣伝されているほど期待の味ではないかな…と思いました。物は試し、という程度で行った方がいいかも。


店頭には味を自由に足せるように調味料が置いてありました。路上にフタ開けて置かれているとか、日本の衛生感覚だとちょっとありえないですよねw

観光客と思われる日本語を話しているお姉さん2人組がそれを足しにいって、「辛い!」とか言っていたので話を聞いてみる。「一番奥のやつは死ぬほど辛いです」とのこと。

一番辛いやつを試しにホンのちょびっとだけ垂らして食べてみると、ホントに死ぬほど辛いwww 
他のちょっと醤油っぽい味付けを足して、なんとか丁度いい味に。ごちそうさまでした。


お腹いっぱいになったのでホテルに帰還。
明日はいよいよ旅の最終日。仁後ちゃんのライブです。おやすみなさい。