アイマス5周年ライブ参戦してきました。

 先日、幕張メッセイベントホールで2日間開催で行なわれたアイマスの5周年ライブ「THE IDOLM@STER 5th ANNIVERSARY The world is all one !!」に参加してきました。(勿論、2days参戦してきました)


 アイマスの名曲をこれでもかというほどに詰め込んだ全36曲。約3時間半のライブでした(本当は36曲じゃ足りないにもほどがあるのですが)。全力で歌と音とパフォーマンスを楽しみまくってきました。


 この手のライブに初参加の3周年ライブのときは、「サイリウムを振るなんて抵抗があるし恥ずかしい。俺は音を楽しみに行くんだ」とか思っていた私も、もうすっかり訓練されてしまいました。この会場の皆との一体感はやみつきになりますね。

アイマス2の発表

 さて、初日のラストには予告通りアイドルマスター2の内容が初お披露目。
 1歳成長したキャラ。髪型の変わったキャラクタ達。ユニットとしてのプロデュース。そして機種はXbox360。などが目玉でしょうか。


 そして気になる2日目。注目は「何か追加の新情報はあるのか?」でした。(初日と全く同じ情報では、発表の価値が無いので)


 会場のスクリーンに流されたのは、初日と同じ「2」のPV映像。…と思いきや、初日とは微妙に違うPV映像になっていることに気付いた人からザワザワとざわめきが広まっていきます。
 そして、初日の映像には無かったキャラクターの『名前、新年齢、声優』。次々とキャラが映っていく中、途中でワザともったいぶるような演出を挟んで、そして、最後の12キャラ目に画面に映されたのが『萩原雪歩 17歳 CV:浅倉杏美』の文字。
 会場は悲鳴と驚きが混じった叫びに包まれました。

・バトンタッチ

 ざわめきが残る会場の空気の中、壇上に現れた坂上プロデューサーから、雪歩の声優が長谷優里奈さん(旧名・落合祐里香さん)から浅倉杏美さんにバトンタッチすることが告げられました。


 アイマス界を深く知っている方には分かると思うのですが、「この可能性」をある程度覚悟していた人はある程度居たと思います。しかし、それが改めて告げられることはやはりショックがあります。
 ことアイマスにおいては、キャラクターと声優は、単なる「声の役」に留まらず、パーソナリティを構成する表裏一体の存在とも言えるくらいになっていて、アイマスというコンテンツが、これほど大きなものを「失う」というのは初めてのことでしょう。


 今回のことがショッキングな発表であるだけに、開発側も相当に気を使っているようで、根拠の無い憶測などが飛び交わないように、公式サイトを始め、各所で今回の経緯について情報を出していくとのことです。

アイマス公式ブログ
http://ameblo.jp/project-imas/entry-10581781180.html
電撃オンラインインタビュー記事
http://news.dengeki.com/elem/000/000/275/275837/


 これらの記事を読むと、どのように今回の決断を下したのか。開発陣の本気と本音が伝わってきます。
 そこらのコンテンツであれば「諸事情により交代」程度で済ましてしまえるのかもしれませんが、この記事の分量と対応から、開発陣は誰よりもアイマスのこと、ファンのこと、そしてアイマスの関係者のことを、深く真剣に考えているんだなというのが分かります。


 今回のことを受け入れられる人、すぐには受け入れられない人、そしてもしかしたら決して受け入れられない人も中には居ると思います。


 でも、そんな色々な気持ちを巻き込みながらも、止まることを選ばずに前へと進んでいくのがアイマスらしいと思いますし、そんな熱い開発者達がいる限り、私はアイマスを全力で応援し続けようと思います。


 それでは私もディレ1こと石原さんに倣いまして。
長谷さん、浅倉さん。おめでとう、そして、ありがとう!

・蛇足

 …。最初は、ライトなファンの人や、アイマスをあまり知らない人にも伝わるようなレポート記事にするつもりだったのが、コアな人向けの語りになってしまいましたw


 別に皆が皆、こんなコアなファンである必要はないので、深いことや内部の事情などは気にせず「音楽が好き」「キャラが可愛い」「ダンスが可愛い」という楽しみ方で全然アリだと思います。私もそれでアイマスに興味を持ったクチですし。


 でも、何故、私を含めてアイマスのコアファンはこんなにも熱狂的に入れ込んでいるのか、という片鱗が多少でも伝わるかもしれません。とにかく開発に関わる人達が熱くて誠実で、どこまでも付いていこうと思わせるんですよ。ホント。