視野がチカチカ見えにくくなる「閃輝暗点」
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先日、PCでプログラムの仕事をしていたところ、突然、注視している箇所のソースコードの文字がボヤけて見難くなりました。
最初はメガネの汚れかと思ったのですが、拭いてみても変わらず。
強い光を直視してしまった後のようなチカチカした光が視野に残っています。しかし、直前に照明などの強い光を見た記憶も特に無く、試しに目を洗ってみるも効果無し。
疲れによる目のかすみかな? と思いましたが、今までこんなチカチカする視野の見えなくなり方はなったことがありません。
「飛蚊症」とか「網膜剥離」みたいな単語が脳裏をよぎって怖くなりました……。
さすがに心配になり、何かヒントはないかと思い「視野 チカチカ 見えなく」みたいなキーワードでググってみる……。
……と、検索結果の中に、「ジグザグ光線のような幾何学模様が稲妻のようにチカチカしながら……」という文章を見つけて、あっ、まさにこれだ! と。
確かに、強い光を見てしまったときの残像とは異なり、ジグザグしたような光があるように思えました。
どうやら、これは「閃輝暗点(せんきあんてん)」という症状のよう。
閃輝暗点 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%83%E8%BC%9D%E6%9A%97%E7%82%B9
これは眼球の異常ではなく、偏頭痛の前兆としてよくある症状のようです。数十分で徐々に視野の外に出て行く、と書かれている症状もまさにその通りでした。
皆さんはこの症状、ご存知でしたか? 偏頭痛持ちの方などはもしかしたら知っているのかもしれません。
仕事で目を酷使していて、首筋、肩の凝りは常に発生しているという状況なので、視野神経(後頭部)の血流というのは発生原因としても納得のいくものです。
試しに後頭部のマッサージをしてみたら、過去最強レベルに凝り固まっている感じでしたし。
そして今まで偏頭痛というのは感じたことが無かったのですが、確かにその後、頭がグワングワンする感じになりました。(ので横になって安静にしてました)
しかし、主観的にしか把握できないはずの視野の症状が、まさかドンピシャで検索結果に出てくるとは思っていませんでしたね。
しかも、症状に名前が付いていて、症状の出方(見え方)もだいたい共通というのが凄い……。
ネットが無かったら、こんな症状名に調べ当たることも出来ませんでしたし、「謎の怖い症状」のままだったと思うので、まったくありがたい時代になったものです。
これで、頭痛を伴わない場合は稀に脳梗塞などの脳の血管の病気である可能性もあるらしいので一応油断しないようにしますが、しっかりした生活リズムと、肩こり等を避けるための運動とかはやっぱり大事ですね。